様々なシステムの高機能化によって、私たちの生活はより快適になってきています。
その反面、高機能化に伴い様々なシステムの不具合を耳にする機会が増えているように
思います。
現在、私は車載向けECUのソフトウェア開発に携わっています。
この業務では、勿論、何よりも高品質な設計が必要とされます。しかし、その具体的で適切な
設計手法を、文献やセミナー等で簡単に得ことはできません。ですから、実際の開発業務内容
に合わせて、様々な手法の中から適切な手法を選択したり、改良して運用していくことが必要
となります。こういったことの積み重ねの結果として、我々が独自に工夫した、洗練された
設計手法が出来上がっていきます。
このように、ソフト開発分野の"設計品質基準"は、現状では、各組織毎に独自に
規定されているものです。当然、私達も私達自身の基準を洗練していきますし、それと共に
高品質ソフト開発分野として共通の基準を提案していく事も目指しています。

システムを高品質なものにして、より"安心"で快適な生活を得る為には、
具体的な高品質設計手法を確立し、それを遂行する為に必要なスキルを規定していくことが必要です。
そして、そのような取り組みの結果が、私達ソフトウェア開発技術者自身に「資格」を与え、
より確固とした地位を得ることにつながっていくと考えています。

設計手法の洗練、ソフト開発者地位向上を目指す上で、高い品質が求められる車載向けの
開発はとてもやりがいのある仕事です。